裏・俺の戯言

□裏LIGHT JOKER〜圭君のお悩み相談室2〜
1ページ/2ページ

よう。初めましてか久しぶりか、はたまたこないだ会ったとこか。とにかく、よく来たな。
ここは我らがLJに出演している迷える子羊達が集まる場所。要は俺がグチ聞いてるだけの場所だ。
ああ、自己紹介が遅れたな。俺は沖津圭。いやな、もう嫌だっつったんだが、塵未満の野郎俺にまた無理矢理やるように……お、とにかくまた一人目の客がこの部屋のドアを開けるぜ。



「どうも……」
おぉ、お前か。まぁ座れ。
「ありがとうございます」
名前は?
「沖津、空」
ったくよ、普段から結構冷めてんのにそれじゃ、ガチで陰キャラっぽいぞ。
「だって……」
まぁ悩んでるんだからな。とにかく、最初がお前で安心したよ。一応貼り紙はしてあるが、出番欲しいって奴結構多いからな。お前出番多いし、それはないだろ。ああ、ちなみにその悩みを持ってきた奴のは全部カットだ。ははは、いいザマだぜ。
「はぁ、では……。実は、ご飯のことなんです」
メシ?ああ、言っちゃ悪ィがお前の作ったメシは殺人的にまじィからな。美味くするにはどうすりゃいいか知りてェのか。
「いえ、それもまぁあるんですけど、それはまたの機会に」
?じゃあ何なんだ?
「朝ご飯です」
あぁ、ペット用の皿にこんもり載ったペットフード食ってるな。
「それに問題が……」
はぁ?お前好き好んで食ってんじゃねェのか?朝メシは猫のまま食ってるじゃねェか。
「あのペットフード、でっかい兄さんが買ってくる係ですよね」
そうだな。
「銀のさらとかヘルスジャーキーにはもうあきあきしてるんです……!」
たまには他のキャットフードを買って来いって……ん?
「そう!お察しの通り、銀のさらもヘルスジャーキーも犬用です!!何とかして下さいちっちゃい兄さん!!」
お、おおぅ。すげェ剣幕だな。何とかしてやりてェのはやまやまだが、あいつ言っても聞かねェしなァ。
「別に不味いわけではないんです。でも、普通にキャットフードを食べてみたいんですよ……」
自分で修に言えよ……。
「言いましたよ。でも効果なしです。何か『んぁー』とか言って手をひらひらさせて聞いてないみたいです」
最悪だなあいつ……。んじゃぁ、また今度スーパー行ったら銀のスプーンでも買ってきてやるよ。
「本当ですか!ありがとうございます!!」
まぁそんくらい楽だしな。



ん?何か悩みが解決したのって今のが初めてじゃないか?まぁ、元々ここは話を聞くためだけの場所だから解決しなくていいんだが。



「お邪魔しまーす」
よく来たな。座ってくれ。
「あ、ども」
名前は?
「シャーロム。シャーロム・ミカスフィリア」
うん、ようやく本編で俺と接点がない奴が来てくれたか。
「はあ」
おっと悪い、一人で感動しちまった。じゃ、悩み聞こうか。
「あ、うん。実は私、初登場の回で死んじゃって」
だな。まぁパエリア相手なら仕方ねェ。
「それはいいんだけどね。アリスは私を想って殺してくれたんだし。でさ、死んだ人って地味に結構再登場してるじゃない?」
ああ。焔華とか光瀬とか、フェリアスなんかはそこそこ出てるな。あと死者扱いで一番出てんのは朱雀か。あれはダントツだな。
「私の再登場の予定はあるのかって思うと、夜も眠れなくて」
お前死んでんなら寝なくても大丈夫だろうが。
「もののたとえよ」
知ってるよ。
「じゃあつっこまないで……」
そうだな、アリじゃないのか?塵未満が何考えてんのか知らねェが、お前が出てきた話は結構気に入ってるみたいだからな。
「そうなの?」
ああ。アンタの能力もカッコよくて気に入ってるみたいだ。物質硬化。
「わぉ、それは嬉しい情報だわ!」
でもそれパエリアがもらっちまったしなァ……出ないってのも充分ありうる。
「え」
塵未満の中じゃパエリアのランク結構高いしな。んー、パエリアの出番が増えればあいつ経由でお前も出るかも……。
「何か……コメントしにくい微妙な評価よね」
滅茶苦茶難しいんだよそういう話は。塵未満すらまだよく判ってねェからな。
「じゃああなたも判らないのね」
当然だ。
「ふーん……」
うん。
「…………」

「でさぁ、」



さて。こっからはアイツのグチが地獄のように続く。故にカットだ、はっはっは。二十一にしちゃ子供っぽい奴だな。



「よう」
お、お前か。
「ああ、久しぶりだな」
まぁ座れよ。
「すまんな」
名前は?
「境目刃場だ」
さてと。出番関連以外なら何でも聞くぜ。
「ああ……実はな」
おう。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ