真・俺のレポ

□長い夜
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ホントにいつだったろう。多分夏だ。夏休み前。のテストの後の土曜。何か中学で一緒だった1コ上の先輩二人と遊んで、テンション上がってたんですよ。


七時くらいまで10人くらいで遊んで、他の皆は帰っちゃったから僕ら3人だけになったんです。




でもね、明日はせっかくの日曜日。次の日が休みだというだけでテンションが上がるゲンキンな管理人と先輩どもは何かやりたがってました。


いや、無理にでも何かしなければならない!!(なんだその義務感)


そんなワケでチャリで走ること数十分。


人気のない暗がりの中、ぽつんと建つ精米所。
いや入りましたけどね。

何故か吸い込まれるように高一と高二の若者3人が小さな精米所に入っていく。何でだったんだろう。何も見つからなかったからに違いない。





「帰ろか」
帰りました。





さぁ何かやらなきゃ。と、さらにチャリをこいでいるとなんと近くに墓地があることに先輩が気づいてしまった。
そこで肝試しをしようと提案した先輩。


よし!行こう!



ちょっと登りだったのでチャリをこぐのも憂鬱だったが管理人たちのテンションはその程度では下がりませんでした。



つーかだんだん息苦しくなってきたな…何か霊とかひっついてんじゃないか!?コエーよ皆はぁはぁ言ってるよまぁ坂がキツいだけなんですが。



さて、そんなこんなで到着。
















「帰ろか」帰りました。





時間も経ってきて、何しようかと悩んでると先輩がお酒を使ったある意味本当の肝試しを提案。しかし僕らは未成年。計画はスルーだ。


どうしようカラオケは夜の料金高いし、食事して帰るってのも味がないし(っつーかオチがないし)、僕らは暇を持て余していた。
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