真・俺のレポ

□数えるということ
1ページ/1ページ

さて。
100ミリリットルは1デシリットル。10デシリットルで1リットルとなる。まぁこれは長さとか重さとか、容量とかでも有名なキロ・メガ・ギガ・テラ・ペタとかいう数え方だ。
1000という数字がとりあえずの一区切りとなっている。10の3乗、100の10倍。ああ、綺麗な数字だな。
まあそんな感動は今は置いておこう。僕が今語りたいのは、何故時間の数え方は60進法なのかということだ。

これは僕にとっては甚だ疑問である。10を区切りにした方が判りやすいんじゃないか?
今は1日が24時間(これも何だか意味の判らん数字。4の階乗だから綺麗ではあるけど)で1時間が60分、1分が60秒だから、1日というのは86400秒となるわけだ。これは中途半端だ。もっとスパっとした数字の方が判りやすい。1秒は100分の1に分けて数えるのに。
例えば、100秒を1分、100分を1時間、100時間を1日と数えたらどうだろうか。
おお、こう考えれば1日は1000000(百万)秒となる。判りやすくて素晴らしい数字だ。ミリオンだ。
ただ、これでは1秒の長さを調節しなければ一日過ぎる間に地球はおよそ11.57周も自転することになる。これはひどい。誕生日がなかなかやってこない。
換算すれば、今の0.086秒を1秒とすることによりこの問題は解決する。うわ、短いな、1秒。
60進法で数えたら1年は31536000秒。1年が365日という事実は自転や公転の関係から変えることができないため、新たな数え方でも365000000秒と中途半端になってしまう。くそ、地球め!忌まわしいまわり方しやがって!!
というか、1週間が7日というのも、1ヶ月がおよそ30日というのも、1年が12ヶ月というのも何か納得いかない。何でこんなにバラバラなんだろう。
こうなったらそうだな、1年を10ヶ月としよう。1ヶ月は36日で半端だし、5日間はどう補完すればいいだろう。そうだ、偶数月は37日にしよう。閏年は1月が37日まである。1週間も10日に変更。曜日が足りないので、天曜日、海曜日、冥曜日を追加。1週間の日にちが長いと仕事や学校にたくさん行かなきゃならなくなるが、数字という偉大なる存在の前ではそんなもの些事だ。
24時間テレビとかは100時間テレビに変更だ。うわ、えらいこっちゃ。今の数え方で100時間テレビとかやっちゃあ丸4日以上もぶっ続けで生放送することになる。これは司会者の体力とか考えると、交代なしでは物理的に不可能なのではないか?
逆に、1日100時間の数え方で24時間テレビをすると、ただのクソ長い特番となる。その数え方の24時間は今の数え方では5.76時間、すなわち5時間45分36秒となるわけだ。風と共に去りぬみたいな長い映画を1日でノーカット放送でもしたら、そのくらいいくんじゃないか?CMもあるし。


いやしかし、こうやって考えてみると意外と楽しい。僕は携帯さえあればいくらでも時間を潰せるダメ人間だが、携帯がない時や電池切れの時はたまにこういう地味に深いテーマを頭の中で語ったりする。いい時間潰しにはなるものの、時間を忘れて考えてしまうのが欠点。やらなきゃならない作業があってもそっちのけで考えてしまうからね。無駄なところで集中力高し。
さてね、時間について皆さんはどう思ったろうか。感想など掲示板に書いて下さると嬉しいです。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ