裏・俺の戯言

□裏LIGHT JOKER番外〜何でこんなもの〜
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「わーい!パチパチパチ〜」
「で、どうしようか?」
「え?」
「塵未満がどっか行っちゃったから何も方針決まってない訳よ。まぁどうせアレがいても同じだったでしょうけど」
「うーん。判んない」
「つーかさっきあいつオレのヤンデレ書きたかったっつってたけどね、今読み返してみたら何じゃこりゃよ」
「何が?」
「デレの要素がないじゃない。アレじゃただの病んでる人よ」
「私にはよく判らないけど……塵未満が満足してるならいいんじゃない?」
「てか、本格的にやることないわ!」
「そうね……裏の総集編でもしてみる?」
「じゃ、ここでは恥ずかしい失敗を暴露してみよう!」
「え、私の提案完全無視?」
「よし麗音、いってみよー!」
「ええ!?恥ずかしい失敗……?元気よく挨拶したら、全然知らない人だった……」
「零点」
「はぇ!?」
「んなベタな失敗いらんわよー!もっと笑えるのないの!?」
「そんなこと言われても……」
『ありますよ』
「ちょ、健気!?」
「おー『光』、喋れ喋れ!」
『この間麗音は、入道雲を尿道雲と言い間違えていました』
「!!」
「ぎゃーっはっはっはっはっはー!!何よ結局下ネタかよ!!」
「何でバラすの!!」
『言った方が面白そうだったので』
「〜!!亞花里ちゃんは!?何かないの?」
「あるよ!」
「へー、亞花里ちゃんでも恥ずかしいと思うことあるんだ」
「変なとこで意外に思わないでクダサイ。今地味に傷ついたわ」
「だって人前でも平気で脱ぐもの。表でも喫茶店で脱ごうとしてたし」
「世の中おかしいわよねー何で公衆の面前で裸見せんのが犯罪なのかしら」
「露出狂……?」
「違うけど、暑いときは脱ぎたくなるわ。取りあえず止められるわね」
「当たり前よ……で、どんな失敗?」
「布団の天日干しをめんどくさがった」
「ちょっと話が読めないわね。それだけじゃただのぐうたらだわ」
「香織がリビングで寝ちゃったから部屋に持ってったら、何かかなバアが香織の布団占領してて。その日オレは徹夜でやることあったからオレの布団に寝かせたの。笑華は普通に寝てたしね」
「いいお姉ちゃんじゃない。それで?」
「そしたらね、香織が目ェ覚ましちゃったのよ」
「起こしちゃったんだ」
「寝ぼけ顔で『……くっさ……』っつってね」
「…………」
「寝起きで手加減できないからって女の子の布団に『臭い』よ!?オイニーツイキーよ!?」
「業界用語!?……ニオイ……キツイ?」
「顔から火が出たわ……。結局は『闇』に協力してもらって暗黒ベッドですやすや眠らせてやったわ。その晩はかんでもかんでも鼻水が止まらないっていう悪夢を見たそうよ」
「地味な悪夢ね……」
『ぷっ』
「なあぁ!?今笑ったわね!?」
『いや失礼。思わず』
「もうヤメよこの話!」
「あなたが振ったんじゃない」
「あんた最近どう?」
「うわ、超無茶ぶり」
「圭にアタックは続けてんの?」
「う」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ー!!」
「何ジョジョ風に言ってるのよ!」
「あんた笑華に勝てると思ってんの?」
「うるさいわね!判らないでしょ!?」
「判るわよ。圭は笑華のためなら命さえ投げ出す覚悟よ?」
「えー」
「五十気絶目ちょいくらいから始まる中本竜二編読みなさいよ。すごいわよ?」
「知ってるわよ!私も出てるもの!」
「血に浸る騎士団編でもかっこよかったなー」
「あれには私出てないわね」
「正直出てないのが不自然だけどね。麗音に協力を仰がない理由が判らないわ。中本竜二編も『輪』のメンバー少なすぎでしょ。キャラを選ぶ基準が意味不明よ」
「主人公なのに第一話に圭君出てないしね」
「しかも二気絶目は圭初登場なのに回想だし」
「マンガ版を知らない人は全く判らなさそうよね」
「最初の概念がほのぼの日常だったのにね。『輪』が出てきたおかげで戦いがドン増し」
「今総キャラ数は80にものぼるそうよ」
「何それ目指せ幻想水滸伝?」
「ブラッカイム……何たらってのが一番新キャラね」
「何あのクソ長い名前。アホじゃないの塵未満」
『まあまあグチはそのくらいにして。内輪ネタは読者ウケが悪いですよ?』
「内輪が……したいです……」
「スラダン?」
「まだだ!まだ終わらんよ!」
「ガンダム?」
「小説とは常に一手二手先を読んで執筆するものだ」
「シャア好きなのね」
「じゃあ、僕乗ります!」
「それ宣伝だから。ゲームの」
「ただの人間には興味ありません!」
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