裏・俺の戯言

□裏LIGHT JOKER番外〜何でこんなもの〜
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「ハルヒね」
「眼鏡の再構成を忘れた」
「かけてるじゃない」
「立つんだジョー!!」
「古いマンガね……」
「両性生物だったから……」
「何?それ」
「デビルマンよ。知らないの?あんたバカぁ?」
「わ、エヴァ入った」
「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃでっ……」
「噛んでどうするのよ」
「海賊王にオレはなる!」
「ワンピね」
「星三つです!!」
「堺正章じゃない……」
「私の名前は、中本亞花里っていうんだよ?」
「判りづらい!」
『とある魔術の禁書目録ですね』
「ガンダ──────ムっ!!」
『ダブルオーですか』
「でも、それでもオレは、皆が笑えるハッピーエンドを目指したい!!」
「何自分のセリフ言ってんの」
「……お帰りなさい」
「私のセリフ!?」
「ははは、(ピ──)がゴミのようだ!」
「個人名はピー入れるのね」
「イッペン、」
「死なないわよ」
「痛いー!ちょっと痛いよー!?」
「…………?」
「塵未満の友人、君の瞳にスイッチオンさんの名言よ」
「判る人いないわよ」
「なんっ……だとっ……」
「ていうか、何であなたが知ってるの?」
「そうしないと寒いからだ」
「びぼ語ー!」
「で、どうしよう」
「え、何が?」
「このまんまだとだらだら雑談続けて終わんなくなっちゃうわ」
「そうね……どうしましょう」
コラー!!
「うわ塵未満帰ってきた。麗音!」
「了解っ」
やめーい!!帰ってくんのにどんだけ苦労したと思ってんだあぁ──……!
「排除完了……」
「何しに帰ってきたのかしら」
「消されにきたのよきっと」
「何か話題の方向性を決めましょう。ウケ狙いはいらないわ」
「じゃあ、将来の夢とか」
「そんな一瞬で終わる話題えらんでどうすんの。ここはそうね、恥ずかしい失敗を……」
「戻った!?」
「レッツゴー麗音」
「えぇ、また私から……?えっと……チョコを作ったら、」
「しょっぱ」
「オチを言わないで……」
「だからベタすぎるってのよ。塵未満は塩と間違えて砂糖を入れたことあるみたいだけど」
「亞花里ちゃんは他にあるの!?」
「うんとね、えっとね、観たいテレビがあったのよ!」
「うん」
「深夜の番組だったのね。でもバイト入ってたから録画予約しといたの」
「違う番組が入ってたのね。普通じゃない」
「ぶっぶー。最後まで聞きなさい。面白い番組だったから笑華と香織にも見せようと思って、皆でリビングに集まってつけてみたら仰天よ」
「…………」
「AVが入ってたの」
「!?」
「修が勝手に違法なダビングしてね。つか、そんなもん女の子の家に置きっぱなしにしないで欲しいわ」
「…………」
「笑華と香織にすごく白い目で見られたわ。しかも無言で部屋に戻っちゃうし。呼び止めても聞きゃしない」
「まぁ……何て言うか、笑えないわね」
「次の日も必要最低限の会話しかしてもらえなかったしね。後日、修を拷問して……」
「拷問って……」
「悶絶くすぐり地獄」
「なるほどね……」
「で、何とか上手くいったのよね。そんな訳でハズい失敗でした。ちなみに、」
「待った。当てるわ」
「おぉ。当ててごらん」
「新しく入ってたAV、二人が部屋に戻った後一人で最後まで観た」
「違う!あー……ニアピン賞!」
「えー。近いんだ」
「AVつけたままその日も徹夜で作業してた」
「アンタ……」
「意外と進んだわよ」
「まさか……」
「そう!オ」
「ちょっとちょっとちょっと!突っ込まなくて済むと思ってたけど、ピー入れなさいよ!!」
「ざーんねん。もう一文字言っちゃったから読者の皆は予想ついちゃったわよね!でもごめんね、正しくはオヤジ狩りなのよ」
「徹夜ですること!?ていうか外出るんならテレビ消しなさいよ……」
「あ、そっか。まあ少なくとも成人向同人誌のネタになりそうなことはしてないから。音楽鑑賞よ」
「普通ー!何で徹夜でするの!?ていうか、何でAVつけっぱなしにするのよ。音楽鑑賞に進む進まないなんてあるの?」
「ああ、歌詞を覚えたい曲がいくつかあってね。たくさん覚えられたってことよ」
「なるほどね……」
「AVは終わった後は自動で巻き戻して再び再生の設定」
「何で!?」
「さっきから何でばっかね。上手く突っ込んでよ」
「何そのゼロ師匠的なノリ」
「お、上手い」
「嬉しくねぇー!」
「ジャンケンよ!」
「いきなりすぎ!どうせ『最初っから!』でしょ!」
「この年増……ヤル!」
「誰が年増よ誰が!そしてハルヒちゃんボケやめなさい!」
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