LIGHT JOKER人物辞典

【な】 7件

【中本 亞花里 (なかもとあかり)】
沖津家のお隣の次女。LJ女学院一年桜組。十七歳。称号は「容姿端麗・成績優秀な才色兼備のグラップラー」。笑華の双子の妹で、笑華にとてもよく似ている。すなわち、香織にも似ている。二人の髪の色の違いと亞花里が眼鏡をかけていること、亞花里は左目を移植したために色が違うことでしか見分けはつかない。性格はちょっとイカれている。クサンチッペから能力をもらった人間の一人で、「道」に所属していた。輪道戦争時は「結」のリーダーもつとめた。「道」内では「シャロン」のコードネームを持ち、辰を司る。「舞蝶のシャロン」の二つ名がある。しかし、亞花里自身はこの二つ名をあまり好ましく思っていない。


【中本 笑華 (なかもとえみか)】
沖津家のお隣の長女。十七歳。称号は「世界を揺るがす力を持つ頭脳明晰な貧乳娘」。両親は幼い頃に事故で亡くしていると知らされていたが、それはダミー情報だった。体内に「闇」を内包する。誰に対しても敬語だが、圭にだけはタメ口で話す。LJ学園高等部二年B組。圭とは一応恋人同士。輪道戦争以前は「輪」の幹部だった。更に、輪道戦争時は「結」の副リーダーの役割も担い、それ以後は組織を抜けている。
竜二の騒動の時に神秘の霊眼と煉獄の魔眼を発現させ、その後竜二のコーチにより霊能力も得た。笑華のヒロイン補正は圭の主人公補正以上に強力と言える。


【中本 香織 (なかもとかおり)】
沖津家のお隣の三女。十六歳。称号は「頭脳は貧弱、体は強靭の三姉妹末っ子」。笑華や亞花里と瓜二つの容姿をしている。LJ学園高等部一年C組。成績は悪いが運動神経が抜群。中本家は香織と亞花里のバイトと親がいないことを理由に貰っている補助金で生計を立てていたが、竜二が戻ってからは申請を取り消した。
極度の霊媒体質で、写真を撮ると最低一体は必ず霊が写り込む。デジカメや携帯の写真では写らないが、紙面にプリントアウトするときっちり写っている。だが、香織自身に霊を視認する力はない。
実は笑華と亞花里の遺伝子を混ぜて人工的に造られた特殊な人間で、その出生には竜二と冬夏も深く関わっている。


【中本 冬夏 (なかもととうか)】
中本三姉妹の実の母親で科奈理の娘。故人。享年二十七歳。称号は「超絶頭脳の童顔女性」。子供を家に残して、夫の竜二と仕事で外国に行っていたが、帰りに乗った飛行機が原因不明のエンジントラブルにより墜落。帰らぬ人となる。
しかし死んだ彼女の細胞を元に「導」は冬夏のクローンを造ることに成功した。その後、圧倒的な能力を得た冬夏の反逆により「導」の頭脳となる者達は軒並み死亡。入れ替わって彼女が「導」のリーダーとなる。


【中本 らぁ (なかもとらぁ)】
香織が拾ってきた猫。三毛猫のメス。称号は「幼く無邪気な拾い猫」。拾い猫のため年齢は判らない。空が猫化した時には空と親しげに話している。まゆげとも仲がいい。


【中本 竜二 (なかもとりゅうじ)】
中本三姉妹の実の父親。三十八歳。称号は「何でもできると言って過言ではない完璧超人」。彼は飛行機の墜落事故で亡くなったとされていたが、実は生きていた。香織、亞花里、笑華の三人を連れ誰にも見つからない場所で過ごすはずだったが、圭と刀刃の決意と覚悟に負けを認める。
その後はLJ学園の教師として娘や圭達を見守ると共に、乃亜や笑華に霊能力についてコーチするなどして後身の育成につとめている。
ほめられると「俺を誰だと思ってる」とふんぞり返る。それは決して傲慢ではなく、満ちあふれる自信からくる発言である。事実、本編中で常人には到底できそうもないことを易々と何度もやっている。


【七布施 斬馬 (ななふせきりま)】
「道」のメンバー。十七歳。称号は「見えない刃で敵を斬る、常に冷静な青年」。三年前、パエリアと戦闘をした。「エディオム」のコードネームを持ち、午を司る。「透刃のエディオム」の二つ名で恐れられる。
思っていることを内に閉じこめる癖があり、上の者が言うことには嫌々でも従うが、自分より立場が下な者に対しては強気。対等な者には対等に接する。スネ夫かこいつは。



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