第二恋愛ブック

□僕はペット
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 携帯が鳴った。

 メールを開くと、相手は大学で知り合った悠だった。

 折り返しで電話をかける。

「お〜…」

 電話を受け取る音が聞こえたが、俺の頭はまだ覚醒しない。

『「おー」じゃねえよ。四時には来いって言ったべ?』

 悠は少し苛立っているみたいだ。

「あ〜…」

 そういえば昨日、言ってた気がする。

 忘れてた。

『今から行くから、起きとけ!』

「あ〜……」

 仕方なく返事をして、俺はベッドから体を起こした。

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