雨乞い

□行き成り交換ノート
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「3000お礼、どうするよ?」
「は?」

言いだしっぺは俺。
提案したのは・・・・、ナンセンスなコイツだった。







行き成り交換ノート





この度はいつの間にか3000を迎える事ができまして、取り合えず有難うと言っとく。
そいで不評だったアンケートでの結果、土銀の日記ネタ。
コレはあくまでもリクエストなわけで・・・・というか、リクエストには答えるべきであるわけで。
あ〜何かもうめんどくさくなってきた。
というわけで、続き始まります。
俺の所為じゃないですよ、コレは。





「だから、お礼・・・。何すればいいの?」
「アンケート取ったんじゃねーのかよ?」
「アレは失敗に終わったんだよ、つか恥ずかしいからあんま言わせんな!」

バシッ!!(←近くにあったノートを投げつける

「痛っ!!テメー喧嘩売ってんのか・・・って、何だよ、コレ使えばいいじゃねーか。」
「はぁ?そんなノート何に使うんだよ。しかもそれ・・・」

ものっそい乙女チックな柄じゃねーかよ・・・

途中、独り言のようになってしまった台詞は土方に伝わったのか何なのか。
意外な展開へと進んでいった。

「リクエスト日記ネタなんだろ?じゃあ其れでいいじゃねーか。此処にノートもあるしよ。」
「マジでか。つか、俺は嫌だから。そんなノートにお前と2人だけで日記なんてしたくねーし。」

ぺっぺと払いのける俺を余所に、土方の奴はノートの最初のページに何かを書き進めていた。
嫌な予感がして覗き込んでみると、案の定俺の名前を大きく記していた。

「おいぃぃぃぃぃ!!何勝手な事してんだァ!そのノート一回俺に貸せ!!」
「うおっと!はっ、コイツは渡さねーぜ。いい加減大人しく参加しろ!」
「ンなモン俺は認めねーぞコノヤロー!!誰が哀しくてお前なんかとたった2人で交換日記しなきゃ何ねーんだァ!しかもそんなピンクではぁとvだらけのノートによォォォ!!!」

喚く俺に対してか、向こうはノートを掲げる。
その行動は只の嫌味であり意地悪である。

「つーことでまず、俺から書くから。銀時、お前は回ってきたらきちんと書くんだぞ!分かったな?」
「はっ、そんなの回ってきた途端に真っ二つにしてやらァ。」
「ほ〜?そんな事してみろ、その日の夜は夜明けまで俺が面倒みてやるからな。」

にやり。
それはまるで何処かのS皇子を思わせる笑みだった。

「・・!!、コノヤロー後で覚えてろよ・・。」



その言葉に対して、特に返事をするわけでもなく。
土方は乙女チック満載なノートを一冊片手に持ち去って行った。
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