雨乞い
□僕らの日記
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毎日ヅラ日記 其の一
×月○日
今日は朝から雨でジメジメしている。
こんな日に銀時や坂本のような髪型を見ているとなんかこう、重くなるような気がして憂鬱だ。
銀時に至っては雨雲に見えてしまうからいけない。
イライラして蹴り飛ばしたくなってくる。
ああ、こっちに来るな、お願いだから。
ああ、もうだめだっ!!
「銀時もさもさコノヤローっ!!」
「ああ?誰がもさっ、ぐふぉうっ!!!?」
×月△日
今日は起きた途端灼熱地獄だった。
こんな日に坂本や銀時たちの頭を見ようものなら俺はもう脱水症状だろう。
要は、部屋からでなかったのだ。途中までは。
折角俺が気を使っているのに(自分の身体を)坂本の奴と来たら・・・・
「ヅラァ〜体調でも崩したかえ〜?ちょっち入るぜよ。」
やめろォ!!暑苦しいではないかァァァァァァ(怒
本人の目の前で其れは言ってはいけないだろうと我慢していたのだが。
「肩揉んでやるぜよ。」
もふっ(毛玉がぶつかる音)
暑いィィィィィィ!!!
「毛玉ァァァァァァ!!!!」
「なんじゃぁ?毛っむふぉこおっ?!」
二日間、俺は只耐え抜いた。
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