雨乞い

□行き成り交換ノート
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○月×日


変なマヨラーからノートが来た〜
ハッキリ言って書くのめんどくさい。
というか、何書けばいいか分かんない。

仕方が無いから、先週食った甘味の感想でも書こうと思う。

とにかく甘い。
そしてとろける。
ふわふわ。



・・・・・・・美味い。



コレな〜んだ?

じゃ、次は多串君。




パタリ。
そこまで読むと、静かにノートを閉じた。


「知るかァァァァァァ!!!!!」

ばりい!!
何かもう嫌になってノートを裂いた。
拍手が出るくらい、ばっさりと真っ二つに。
そして畳に叩き付ける。

「こんな事やってられっかァァァァ!!何じゃコリャー!」

何処の芸人か、他者から見れば殆どの人が笑いそうなことを土方は怒声と共にやってのけた。
とても惜しい事だが、誰も見ていない。

とにかく、最後の質問あたりを読んでキレた土方はダッシュで万事屋へと走って行った。


その後珍しく仕事の用事で土方の部屋へ訪れた沖田が、その乙女チック満載ノートを見つけ、読んだ事は言うまでもない。










end
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