+Jewel casket
□続・攻めｷｬﾗ同士の作戦会議!!
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グリフィンドール談話室にて
「シリウスくーん。」
「あん?」
シリウスはかなり長めな羊皮紙と睨合っていたため、にこにこ顔で話しかけて来たジェームズは、ほぼ総無視。
「おや?今日はやけにそっけないね。」
「…レポート終わってねぇんだよ…。話かけんな。」
「えー!!話くらいいいでしょー!それに、それ防衛術のレポートだろう?こういう時こそ愛しのリーマス君に教えて貰えばいいじゃないか?」
「あぁん?」
シリウスはジェームズを盛大に睨んだ。
が、ジェームズは怯むことなく口の端をつり上げシリウスの頭に肘を付く。
「そうだ。今ケンカしてたんだっけ。ごめんねー。」
「うるせぇっ。邪魔しにきたなら帰れ。」
眉間に皺を寄せ、シリウスはレポートへと目を移す。ジェームズはシリウスを無視する方向に決めた。
「そうだ、こないだの不思議な猫君に貰った例のブツ、セブルスに試してみたんだけどさぁ…」
「……おい…。」
「それがすっごくよく効いて…」
「…っ(…完璧無視かよっ!!…、もう知らねぇ!勝手に喋ってやがれ!)」
シリウスは更に眉間に皺を寄せ、レポートに取り掛かった。
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