+Jewel casket

□続・攻めキャラ同士の作戦会議!!
2ページ/4ページ


「―…それで、本当にあのブツ、効き目が最高だったんだ!!あの猫タダ者じゃないね!セブルスが可愛かったのなんのって…シリウスにも見せてあげたかったくらいだったよ…!」

「…………ジェームズ。」

シリウスは羽ペンの動きを止め、男子寮を指差した。

「ん、どうしたんだい?シリウス。顔が恐いよー?」

「部屋に帰れ!!」

シリウスが吠えたが、やっぱりジェームズはケロっとした顔で話を続けた。むしろ周りに居た生徒達の方が怯えている。

「どうして?」

「どうしてもこうしてもねぇよ!!嫌味かお前ェっ!!」

「嫌味?」

「こっちはリーマスが口さえ聞いてくれないっていう時に来てから1時間弱ずっーとノロケ話ばっかしやがって!!!俺の身にもなりやがれ!!」

バンッと机を叩いた瞬間に勢いで羽ペンが折れた。
完璧にキレたシリウスを、ジェームズはにやにやしながら見た。

「勝手に解釈し過ぎだよ、シリウス。別に僕はノロケ話をしにきたわけじゃない(邪魔、兼)結果報告だ。」 


.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ