お題
□06:言えたらどんなに楽だろう
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好きだ
たった3文字の言葉が言えないなんて…
情けねぇよな;
「…奈良シカマル?またお前なのか??」
「今回もあんたのお見送り役になったんだよ…」
「そうか、なら行くか。」
嘘だ。
俺はさっきめんどくさそうな顔で横にいるテマリにさも、火影に嫌々頼まれてお見送り役をしに来ましたみたいな言葉を言った。
本当は自分から名乗り出た。他の里の忍同士。少ししか会えない。テマリには木の葉に来ている時間、なるべく俺を見ていてほしい。
そんなこと考えている俺。あんたは俺といる間何を考えている?
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