短編
□雨ときどき猫
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『まいったな…』
木の葉に雨が降り出した。テマリは中忍選抜試験の係役として木の葉に来ていた。
『…どこかに雨宿りしなくては……』
テマリは砂生まれだ。
砂に雨は降らない…だからテマリは雨具を1つも持っていなかった。
『あっ…』
テマリの目の前に、ダンボールの中で小さく泣いている子猫がいた…
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