短編
□青い恋
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「テマリ…。」
「ん、…シカマルか。」
俺は人生で一番めんどくさいことに、今一番悩まされている。
学校は俺にとってめんどくさい場所だ。
自分の決められた席に座って、決められたノルマを勉強する。
毎日同じことの繰り返しで、先生たちは「おまえたちの将来の為だ。」と、言い聞かしている。
だがそれは、自分の将来も決まってない俺にとっては退屈なことだった。
でも、そんな中で楽しいことを見つけた。
悪友との関係。
興味のあることを見つけた。
あいつへの俺の気持ち。
俺が学校に来て嬉しいことや楽しいことはそれぐらいしかない。
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