お題

□04:いつまでもこのままじゃいられない
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「奈良中忍!あの…今よろしいでしょうか?」



「ん……なんだよ。」






今日もまた木の葉のクノ一がシカマルのところに来た。



別に分からないところを先輩のシカマルに聞くことは悪いことでわない。



むしろいいくらいだ。



だが…



今日来た女もそうだが、シカマルのところに来る女たちはシカマルを男と見ている目を向ける。






横に私がいるにも関わらずだ…






しかも、シカマルの隣にいる私を見て睨んでくる女も少なくない。



それがここ最近ずっと続いていて、私もかなり苛ついていた。






「この前の任務のことなんですが…」



「ああ。」



「…」






シカマルの横にいる女はちらちら私を見てきては、勝ち誇ったかのように笑ってくる。



なんなんだ!?この女!!



睨み返してやろうか思ったが、なんとか理性を保たせる。






大人になれ…私。






何歳か下の、しかも下忍かもしれない奴に子供じみたことをしてどうする。





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