お題
□05:切なる願い
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私と私の横にいる奈良シカマル。
こいつの第一印象は…目つきの悪いやつ、やる気のなさそうな男、そして、あまり好かない男だった。
女だ男だうるさいやつだ。あいつといると自分が普通の女だと嫌でも思ってしまう。
やらなければならない事は男だろうが女だろうが関係ない。それが女にとってあまりにも酷であろうと…
そうしてやってきた私にとって奈良シカマルの私に対する言葉は侮辱というプライドの傷のようなものだった。
だが、あいつといる時間が増えてから、私は変わり始めた。
いままで私はどんなことがあろうと、砂の忍びとして、冷静かつ他人にも自分にも厳しくやってきた。
だが、あいつと接し初めてから、自分は柔らかくなったと思う。
他人との繋がりが、"同じ忍者"から"仲間"になっていった。
すごく暖かい場所が増えていった…
これもあいつのおかげだなっと思った。うずまきナルトもだと思うけど(笑)
私自身を変えたのは奈良シカマルだと思う。
あいつと私の関係はどんなものなんだろう?
最近のふとした疑問だ。
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