お題

□07:その背中を奪いたくて
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そんな毎日を私は繰り返し送っている。



そんな日に、いきなりシカマルからあることを聞いたの…






「チョウジ、いの…」



「何よ〜?いきなり呼び出して?」



「うん。」



この日珍しく、シカマルが私たちを呼んだ。
久しぶりに猪鹿蝶のサントリオで集まった。



話ってなんだろう?



「……その…」



「「…?」」



「…俺///……砂の忍のテマリとつき合うことになったんだ…///」



「……えぇ!!?」



「…うん。」



びっくりした。
あのシカマルが?いつもめんどくさいことはしないシカマルが?女の子には興味がなかったシカマルが?



テマリさんと……



「シカマルおめでとう。(にっこり)」



「…おぅ///」



「…」



シカマルに先を越されたショックと、まだ私はチョウジとは関係をもっていない焦りから、私はシカマルに"おめでとう"を一言も言ってあげれなかった…



幼なじみとして失格だわ…



でもね、



辛いの。
『私の片思いなんだ。』て、認めてしまうのが。
苦しいの。
『私の気持ちに気づいてくれないんだ。』て、思ってしまうのが。





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