短編

□メイドな君
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テマリはベットから起きあがると、部屋の隅にあるタンスからメイド専用の服を取り出しそれを試着する。






「……なぜこんなフリフリの服を着なくてはいけないんだ;」






旦那様は優しいし、奥様とは気が合い時々お茶に誘われるし、仕事もハードでわないし、この屋敷のメイドになれてとても良かったと思う…






だが…






「我が儘を言うようだが…このメイド服だけは勘弁してもらいたい///」






私にはこんなフリフリの可愛らしい服は似合わない。



それに恥ずかしい。
このメイド服はスカートの丈が膝より少し上に作られている。






しかも、それは私だけだ。






その理由はこの屋敷の若旦那様に関係している…


ガチャ…






「起きたか?」





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