庭球王子様
□A lover is abnormal
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「いっ…あっ…ばかぁっ…や…ぁあん…はぁあん…せ…ごくぅ…ヤメッ…あっ…」
口では嫌だと言いながら、淫らに腰を振り、俺を求めて、跡部は千石の背中にしがみつく。
淫らに腰を振る美男子な彼は、テニスの強豪・氷帝の部長。
200人近い人数を束ねる、氷帝の王様。
俺様で勝ち気で、何かと自慢気で、負け知らずの王様。
跡部景吾。
「跡部…くん?」
まだ射れてもないのに、ちょっとキスして蕾の中に指を入れて、バラバラとかき乱したら、こんな淫らになった。
「そんなに…気持ち良いの?」
「違っ…あっ…ヤメッ…あっうん…や…はぁあっ…あぁあん…」
「嫌だなぁ、跡部君。喘いでたら、何言ってるか分かんないよ?」
千石はニヤリと笑って、跡部を見る。
跡部は黙って、千石を見つめるが、一向に止まらない千石の指。
「千石…あっ…なんで…テメッ…がぁっ…あん…あぁっ…」
「跡部君を犯してるのか?」
千石が言うと、跡部は喘ぎながらも頷いた。
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