庭球王子様

□Love uses tactics
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─…bbbbbb






まだ重い瞼をひらくと、朝の光が眩しいぐらいに俺の体を照らす。

それに、この音。
俺の中で鳴っている。
いや、正確には俺の下腹部、秘境の地を何か異物が侵略している。


「んぁ…んっんぁ…あっぁあぁぁあ…はっん…あっ…止め‥ぇって…あぁぁあんっ…いゃ…あっ…」

俺の体は素直過ぎるほどに、秘境の地を侵略する異物に反応をする。

「あっ…あ…あっ…」

喘ぐ声。
それは、俺の声。


両腕を上のほうで、縄で縛られて、ベッドの上に全裸の姿で腰を下ろし、両足は全てを見せつけるように大開脚をし、もちろん縛られている。

下腹部にいる異物─‥バイブは、ずっと振動をしている。





─‥いつから、いつからだ…─



何で、こんな姿で…





そう考えていると、扉が開く音がした。


「…誰や。」

「俺様だ。白石。」

艶やかな声。
妖艶な美しい姿。

─…氷帝の跡部景吾…─


「‥良い格好だな。白石。」

「…お前か、跡部がやったんか?」

俺が跡部に聞くと、跡部は笑った。

「ああん?俺様の他に誰がいるんだよ。バカかテメェは……、覚えていないのか?」

「何をや?」

「ハッ‥俺様が白石、テメェを拉致したことを。」



…拉致?


跡部は「正確には、監禁だ」と、そう俺に言って微笑みを浮かべた。


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