Novel

□ガイナタ+ルクティア
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「ここで少し休憩しよう」


とある草原。


ルークらは川辺りで休憩をとろうとした。
それぞれ自分の好きな場所に座り込み、身体を休めることにする。




ルークはどかっと石に腰を降ろした。

「ふぅ、疲れた」


ため息をついて目を開けると目の前にはチョコンとナタリアが膝を抱えて座り込んでいた。

「ど…どうしたんだよナタリア」




ナタリアは不満ですわと言いたげな顔をしてルークを見上げてきた。


よくわからずにルークが顔を傾けると二人はじっと見つめ合う。





昔からナタリアは自分の伝えたいことははっきり言うのだが、たまにこのような事になっていたのでルークは何も言わずにほおっておいた。
まあ昔のルークなら睨み返していたのだが。






しかし周りの者はそうもいかず。



ジェイドとアニスは二人で黒い談笑をしていると目の前にいるティアが複雑そうな顔をして一定方向を凝視しているので同じ方向に首を傾けた。

「えー何あれぇ」

「おやおや」



ルークとナタリアが至近距離で見つめ合っているのに二人は驚いた。


ニヤリとすかさずジェイドは荷物の整理をしていたガイに話し掛ける。








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