The World
□.hack//4rs
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「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」
4rs 【囚われし幻鳥 解放されし力】(下)
Act1:鏡の片割れ ウツシヨノマボロシ(後編)
「っと・・・・みっけた!!!!!!」
巨大な死神のモンスター
そして探していたPC
「今日ってついてる???www」
マルクは跳躍してインフェンジェルノから攻撃呪紋をたたき出す
”オルフェン・トルナリアスト”!!!!!
ザザザッ・・・ン
ザッッ・・・
マルクは死神モンスターと対峙した
「(コレじゃぁ・・・埒明かないだろうしなぁ・・・・・)」
アリスの言うとおり普通の呪紋使い1人でプレーするのはかなり面倒だ
「(でもなぁ・・・・・後ろに普通の、でも重要、なプレーヤーがいるし・・・・)」
だがマルクは普通の呪紋使いとは違う
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「あれッテ・・・ムグッ」
ぴあるの言葉をレナはとめた
「影無き・・・者??」
レウトは突然現れた女呪紋使いにたずねる
「そw 影を持たぬ者・・・ってたしか碑文には記されてたっけな?w」
声だけが戻ってくる
杖を構えたまま呪紋使いは動こうとしない
「【空幻鳥】の記憶としても記されているんだよね」
そうつぶやくのが聞こえた気がした
そして次の瞬間、呪紋使いの持つ武器が杖から斧へと変わった
「?!」
違う職業の武器に持ち替え、使用する仕様など今まで聞いたことがないしそんなPCとも出会ったことはない
この呪紋使いは何者だ??
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「(もう・・やるっきゃない・・・かな)」
マルクはそう考え、目を閉じ、インフェンジェルノからレヴェンタジーに持ち替え、目を開いた
ダッ・・・・・・!
上手いこと振り切るために勢いよく走り出し、腰あたりまで斧を持っていき
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
ざんっっ!!!!!!
思いきり振り切った
「(ふむ・・・この手ごたえ・・・・やっぱり・・・・)」
マルクはニンマリ笑い、斧を振り切った瞬間、杖に再び戻した
ザザ・・・ンッ!!!
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「すごい・・・・・」
レウトはその光景を唖然とそして感銘しながら見ていた
呪紋使いの何倍もある死神のモンスターを呪紋使いは大ダメージをモンスターに与えている。
通常では起こり得ないことが次々と彼女たちの目の前でおこっていた。
スタッン・・・・
斧から再び杖へと持ち替え見たことも無いスキルが放たれ、モンスターは消滅した
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”オルフェン・トルナリアスト”!!!!!
最初に放ったスキルだ
マルクは光の剣のようなホーリーソードの呪紋を放ち突き刺した
ガ・・ァァァァァァァァァァァァッ!!!!!
すさまじい叫びを上げて死神モンスターは地獄に堕ちるように消滅した
ヴ・・・ヴヴヴ・・ン
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死神モンスターはすさまじい咆哮を上げ消滅した
宝箱がその場に表示されたが呪紋使いは宝箱の場所には向かわなかった
くるりと初めてこちらを向き、口を開いた。
「あの宝箱、あげるw」