The World

□.hack//X'mas EP2
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なんて思いながら、俺は女神の噴水を目 指してとぼ とぼ 歩いていたら。


「キャッ! あっはははぁ〜また転んじゃいました^^;  
それにしても、今日のマク・アヌは寒いですね〜、ハセヲさん」


いた!! 
そうだ、この人ならやりかねない、てかもうやってるし!! 
いや・・・これはロールじゃなくて天然じゃなくて・・病・・・。

・・・深く考えるのは止めよう。



「たく、お前これで滑って転んだの何回目だよ!? 一緒に歩いてるこっちが恥ずかしくなるぜ」


相変わらず付きまとわれてるんだなぁ〜、とか思いつつ結局は仲が良いんじゃんと思っていると。


「あっ、天竜さん、こんばんは〜今日も寒いですね」

アトリが手に息を「ハァ〜」とやりながら、近づいてきた。


「えっと・・・ここは「うん、今日も寒いね〜」て言った方がいいのかな? ハセヲ^^;」


「俺にきくな」


ハセヲはやれやれ、とした表情をし、ため息混じりに下を向いた。



「もぉ〜〜お二人とも駄目です! せっかく雪が積もっているのですからもっとこの寒い雰囲気を味あわないと駄目 です!!」
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