嫌われ夢...
□七話
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席につくなり目に入ったのは醜く傷ついた私の机。
日本語で在らん限り書き殴り、また彫られた文字達のパレードが色褪せた板の上で開催中。
立っていても仕方ないのでとりあえず椅子に座り筆箱を枕にして窓の外へ目を向ける。
こちらをチラチラ見て嘲笑するクラスメイト達。
事態はまたもや私の知らないところで動いたのだ。
放課後校舎裏に呼び出された。
そこで待ってたのは花とその他…五、六人ほどの女子。
被害妄想とかそんなんじゃなくて、何となく今から自分がどんな目に遭うのか想像した。
してしまった。
しかし想像したような目に遭うことはなかった。