☆詩の箱☆
□●カエリミナイ.アイ●
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声を張り上げて
想いを暗闇へ叫んだのを覚えている。
それしかできなかった…
僕はそれしか知らない…
次は足をひきずって
想いを夜道に刻んだのを思い出した。
それしかできなかった…
僕はあれしか知らない…
何を探していたのかな?
何か大切なものを…?
僕はどうしてほしいの?
誰に聞いてもわからない
風が身体を包んだ。
あぁ、大切なものでどうしても欲しかったもの
それはずっとそばにいてくれるはずのもの
そぅ、大切なもので僕が手に入れたかったもの
海のきらめきより輝いて
星の瞬きよりも美しいもの
ずっと欲しかった
君が僕へと伝える…
無償の愛を。