ギアス短編2

□学園生活〜ルル様と華麗なる文化祭〜
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所詮、男というのは欲望に弱いものである。

ましてや、可愛いものに可愛い服を着せるとなると尚更。



「スザク、どうしても着たくないか?」

ルルーシュは今だ頑なに女装を拒むスザクに尋ねた。
それに、スザクは大きく頷く。


ルルーシュはそれを確認した後、リヴァルに目線を送った。
リヴァルはその目線を受け、静かに頷く。



そして…。


「なら、実力行使だな」


そう言って、ルルーシュとリヴァルはスザクに迫った。


「え?ふぇ?」

突如、猫耳+メイド服を構えながら迫ってきた二人に、スザクは後退りをする。

でも、すぐ後ろには壁。
すぐに追い詰められて、スザクは逃げることができなかった。


「あの、…待って…っ」

スザクは二人を止めようと、必死に言葉を紡ぐが、決心した男たちは止まる事がない。



「覚悟しろよ、スザク」

「可愛く仕立ててやるからな」


そう笑った二人は、一気にスザクを押さえ込む。

「ちょっ!やだー!!!」



スザクは暴れるが、結託した男二人相手では普段の半分も力が出せず。



見事取り押さえられ、服を剥ぎ取られていった。



「やー!!それ、やだっ!!」

「こら、スザク暴れるな!!」

「やだやだ!絶対やだー!!」

「おわっ!!ちょ、…っこの!」

「ふぇ」

「良くやった、リヴァル。さて、次はここだな」

「やぁ…!やだ、そこ脱がしちゃやだ!」

「脱がなきゃできないだろう」

「やだっ!自分で脱ぐ!!」

「そう言って、逃げる気だろ!!駄目だよ。…それ!」

「あ…っ!酷い!」

「(格好が卑猥だな)…はい、腰浮かせてさっさと着ろ」

「うー…」



またまた声だけ聞けば、凄まじく妄想が掻き立てられる様なお着替え。

実際、ちょっと卑猥だ。




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