ギアス短編2

□妄想、空想、夢想=爆走!
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目の前に好きな人がいたら…

妄想してしまうのが男ってもんでしょう!?

















『空想、妄想、夢想=暴走!』













例えば好きで好きで仕方ない人が、目の前にいたとする。

しかも自分は健全且つ、思春期真っ最中なお年頃だとする。



…………。



もう、そんな条件が揃ったら、淫らな空想するしかないだろう!

少なくとも、ルルーシュはそうだった。




そんなルルーシュの目の前には、愛しい愛しいスザクの姿。


愛らしいスザクは今日も今日とて、可愛らしい。





それを見て、妄想空想夢想を爆発させなきゃ男が廃るというものだ。


だから、


ルルーシュはそんなスザクを見つつ、今日も今日とて淫らな空想の真っ最中である。







「ルルーシュ、ここ…ね、わからないんだけど…」

現在。

場所、生徒会室。

状況、スザクに勉強を教え中。



そんな中、ルルーシュただ今妄想中。




「どれだ?…ここはだな…」

勉強を教えるために自然と近くなる距離。

頬と頬はぶつかり合いそうなほど近く、自然と肩に手を置いちゃったりなんてしている。



さぁ、今日も妄想絶好調!


ではさっそくルルーシュの頭の中でも覗いてみよう。





『二人以外誰もいない教室。

そこでスザクはルルーシュに勉強を教えてもらっていた。


勉強を教えるため、自然と狭まった距離。


熱が触れ、相手の体温が伝わってくる。

その事実に恥ずかしげに頬を染めるスザク。


ちらりとルルーシュを見るが、ルルーシュがスザクを見て微笑んでいたのを見て、顔を真っ赤にして視線を逸らす。


だけど、ルルーシュはそれを許さず、スザクの頬を挟んでこちらを向かせた。



自然と重なる視線。


もう、逃れられない…。






ルルーシュとスザクは、どちらともなくその距離を詰め……』





…ばりばり絶好調!ですね★

淫らというか何と言うか、凄まじい妄想力。


腐●子にも負けてません!


でもそんな妄想を考えていることなど一片も出さず、穏やかに微笑んでスザクの勉強を見ているルルーシュ。


ある意味凄い。

むしろその労力を別のところで使えよ!と突っ込んでしまいそうだ。



もちろん、そんなルルーシュに騙されて、スザクはルルーシュのことなどこれっぽっちも疑っていない。

狼にロックオンされた羊なんだとも気づかずに。


だから無意識に、ネタになりそうな行動をするのだ。





ほら、今だって。



「ねぇ、ルルーシュ…せめてヒントちょうだい?」

そう言って、スザクは上目遣いでルルーシュを見上げる。



これにルルーシュは『あの時』おねだりするスザクの妄想を爆発させ、内心ではえらい事になっていた。


それでもそれを顔に出さないのはある意味神業。
さすがルルーシュといったところだろうか?




とにかく!

今日はルルーシュの脳内妄想に迫っていきたいと思います。

では、どうぞ!






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