ギアス短編2
□君は、僕の
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君のことが大好き
それは僕が一番だって思いたい
だからね
僕だって嫉妬くらいはするんだよ?
『君は、僕の』
何だかんだ言いつつ、ルルーシュはもてる。
顔は良いし、頭だって凄く良い。
そんなルルーシュを、女子は放って置かない気持ちもわかる。
でもそれは。
『恋人』であるスザクにはやっぱり面白くないわけで。
こんな感情が醜いことなんてわかってる。
でも止められないのは、やっぱりルルーシュが好きだからだ。
「ルルーシュ君って、格好いいよね」
「ねー!」
そんな会話を聞いてしまえば、胸の中でもやもやが溢れる。
馬鹿だなって思いつつ、止められない。
ごめんね、ルルーシュ。
僕、とっても汚いね。
だから、少しの間だけ…離れて過ごそうと思う。
君に迷惑を掛けない様に。
ごめんね。