ギアス短編2
□君と一緒に
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今年も一緒にいられたらいいね
そんな約束を、してみようか
『君と一緒に』
今日は1月1日。
元旦。
一年の始まりの日だった。
そんな日、ルルーシュとスザクの2人はルルーシュの部屋で寛いでいた。
昨日、つまり大晦日の夜にスザクが尋ねてきて、一緒に年を越したのだ。
そして今。
2人はスザクが担いで(?)持ってきたコタツでのんびりとしていた。
「やっぱり冬はコタツだよね〜」
「温い…」
「寝ちゃいそうになるよね」
「いっそ寝るか…?昨日も結局寝てないし」
「だってルルーシュが一番に『おめでとう』って言いたいっていうから、ずっと起きてたんじゃないか」
「それは、そうだけど」
そう、スザクの言うとおり2人はお互いに一番に『おめでとう』を言うために、ずっと起きていたのだ。
そして今の時刻は朝の6時。
何だかんだで徹夜していた2人は最高潮に眠い状態だった。
「眠い…」
「眠いな…」
そう呟く2人の目は、すでにウトウトしていて。
ついにはコタツに突っ伏し、寝てしまった。