ｷﾞｱｽ短編2
□ﾊﾟﾝﾄﾞﾗの箱
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『視える』のは、未来
それはあくまで予測
でもとても現実に近いもの
わかってしまう
すべて
あぁ、憎らしい
望んでなんて居ないのに
だから、封じてしまおう
箱に詰めて
鍵を掛けて
決して開かないように
決して触れられぬように
ずっと閉じ込めて
蓋をして
出てこないように
いらない
いらない
こんな『モノ』
僕は『知らない』
知らないんだ
だってもう、
封じてしまったから
開かないように
決して
それは
禁忌の
箱
厄災を齎す
禁忌の
『ﾊﾟﾝﾄﾞﾗの箱』