ｷﾞｱｽ短編3
□乙女の聖戦
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いつの時代も女は強い
誰かと競い合う女の戦いとなれば尚更
女は強い
強いのだ
『乙女の聖戦』
現在、4人の男女が睨みあっていた。
1人はｾﾞﾛ。
そしてｾﾞﾛに人質とされているﾕｰﾌｪﾐｱ。
もう一方にはｽｻﾞｸ。
そしてｽｻﾞｸを取り押さえているｶﾚﾝ。
4人は敵対関係にあった。
4人は何故か無人島に飛ばされていた。
それが原因で、こういう羽目になっている。
とにかく、今。
彼らは緊迫した常態にあった。
いや、あったはずだ。
今の今までは。
最初の原因を作ったのはこの一言からだった。
「黙ってろ！お人形の皇女が！…1人じゃ何も出来ないくせに!!！」
そう、この言葉により、この醜くも悲しい女の戦いが始まってしまったのである。