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□本日コックなりAベポ編〜
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べ「今日はおれが料理作ってみたよ」

満面な笑みでエプロン姿を披露するふわふわマシュマロごとベポ。
テーブルには本日の夕飯のカレーとサラダが並べられていた。
…まぁ見た目はカレー。

「でも何で料理したの?」

べ「んー?気分かな?」

包丁はどうやって持ったの?
味見はした?
料理は何回目?
私は聞きたい事がたくさんあったけど、皆が食堂に現れたので出来なかった。

キ「お、今日はカレーだ」

べ「おれが作ったの」

キ「え"!?」

なに今のリアクションは?

ぺ「…ベポが全部作ったのか?」

「いや、俺が監視してた」

コックさんが苦笑いしながら、ベポの背中をポンッと叩く。

べ「今回は大丈夫だよ〜」

前回は何かあったのね…

「まぁ少し寝ちまったが問題は無いだろう」

………問題有りだと思うけど……
何故寝る?
カレーは何を入れても見た目じゃ解らないんだから…
不安が隠せない皆は渋々テーブルに席に着いた。
ローは部屋で読書中。
後で食べるらしい…

やけに静かな食堂で、皆が小声で「いただきます」と言うが、スプーンを持ったまま躊躇していた…

べ「皆、食べないの?」

ベポがキラキラした目で皆の感想を待っていた。
取り敢えず私は、カレーを一口食べてみた。






「・・・?」






皆「・・・ゴクッ」







ハッキリ言おう。







「不味い」






べ「( ̄□ ̄;)!!」






「ベポ、何を入れたの?」





頑張って笑顔を作るが、眉がピクピク動くのが自分でも解った。






私のお説教タイムが始まった。
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