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□独占欲
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『敵襲!!!!!』

はい。
海賊船に遭遇しちゃいました。
敵がわらわらと侵入してきました。
皆戦ってます。
敵が次々と海に落ちてます。
ぶっちゃけ弱いです。
私は戦闘に参加せず、邪魔にならない所で観察していた。

ロ「余裕だな」

ローも戦闘に参加せず、私の隣で腕を組んで皆の戦闘を見守っていた。

「ベポ〜頑張れ〜」

べ「アイアイ」

ベポが可愛く格闘してる姿に頬が緩むのが分かる。
可愛いよ〜〜〜。

「くっそー!!」

敵の一人が私にナイフを何本も投げてきたが、私は余裕でナイフを交わす。
壁に刺さったナイフを取り、敵に向かって投げる。

「はい。残念でした」

敵は海へと飛び込んだ。
残りのナイフをそこら辺の敵に投げ捨てる。

ロ「一人一人は弱いが数が多いな」

「敵の大将を倒せば?」

船長がやられれば敵は総崩れになる。
一番手っ取り早い方法だ。

ロ「敵の大将は船から出そうにないぞ?」

「ローが行けば?」

ロ「めんどくさい」

ハッキリ言うわね。
仮にも船長でしょ?

「皆一生懸命戦ってるよ?」

ロ「わかってる…
おい、船を敵船に近付けるように伝えろ」

近くにいたペンギンに命令するロー。

ぺ「了解した」

ペンギンは行動が速い。
ローは刀を持ち、不敵な笑みで敵船を見つめていた。

ロ「スイ」

「ん?」

ロ「俺を船まで運べ」

「了解」

私は翼を出し、ローの右手をしっかり両手で握る。
ゆっくりと浮上し、敵船に近付いていく。

ロ「落とすなよ?」

「落としません」

真下は海。
私もローも悪魔の実の能力者だから、海に落ちたらアウト。
過去にベポを運んだことあるから、ローを運ぶのは軽い軽い。

ロ「手を離せ」

「気を付けてね」

ロ「誰に言ってる?」

「ローに言ったの」

ロ「愚問だな」

ローはニヤッと笑っては、真下にある敵船に降りていった。
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