世界を越えた恋をしましょう

□4人の男C
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買い物を終えた私達は家に帰って寛いでいた。
帰りは私が車を運転し、父とキラーさんがバイクに乗って帰って…

父「野郎を後ろに乗せるとは…」


父がぶつぶつ言ってるのをスルーしてはペンギンさんが淹れてくれたお茶を啜り、みたらし団子を食べながらまったりとしていた…


ユ「茶」


キ「少し待て」


ロ「俺も頼む」


ぺ「熱いから気を付けろ」


何か夫婦みたいな会話だなと思っていたら電話が鳴り響き父が取るのを何気なく見ていた…


父「はい…おぉ……うん…分かった…」


父のテンションが一瞬高くなったと思ったら低くなる様子に?が浮かぶ。


ぺ「誰なんだろうな?」


「さぁ?」


ロ「顔が真っ青だぞ」


キ「………」


ユ「笑顔が固まってんな」


ガチャと受話器を置くとギギギッと首を回しては私を見る……ロボットか…!?


父「……る」

「「「「「???」」」」」


小さく呟く父。


父「……母さんが帰ってくる……」


ロ「母さん?ペンギンじゃなくてか?」


ペ「…キャプテン…」


確かにペンギンさんは我が家のお母さん的存在だけど…


父「雫の母さんで俺の奥さんが…」


ユ「…何でそれでおめーが青くなるんだぁ?」


キ「何か問題が?」


うん。何が問題なのかしら?
我が父と母は万年新婚夫婦。
結婚22年経った今でもラブラブの夫婦である。
母は国際弁護士として世界中を飛び回るバリバリのキャリアウーマンで家には年に数回しか帰らない人であるが、父はそんな母が大好きで父の方から母に会いに外国に行くのは日常茶飯事であった…


「愛しい奥さんが帰って来るんだから喜べば?」


父「嬉しいさ…嬉しいけど……」


父の目に光る物が…


父「明日の夕食は母さんが作るって気合い入れてた」


「……………」


「「「「???」」」」


団子を食べようと口を開いたまま私は固まった…

今父は何を言った?
お母さんが夕食を作る?
しかも気合いを入れて…?


「……………」



口を開いたまま1分以上経過してたと思う。


父「雫」


「………」


父「俺まだ死にたくない」


「「「「は?」」」」


「それは私のセリフよ」


手付かずの団子でピシッと父を差していた…















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