世界が変わっただけでこんなにも私は変わった

□私の先生は摩訶不思議
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あの後私はベポに誘われ甲板で釣りをしていた。
船縁には私の他にペンギンとシャチも一緒になって座り釣りを満喫中。
ベポは釣りはせず、船縁の壁に背を預けて座っては陽なたぼっこをしていて、ベポの隣では同じく壁に背を預けて座り本を読むローもご健在です。
……太陽がこの上なく似合わない人だと思ったのは内緒です(苦笑)


シ「お前はどんな人生を送ってんだよ!?」

ローと同じ事を言うシャチ。

ぺ「シャチ」

シ「あ、わりぃ…」

しゅんとなるシャチを横目に海を見ていた…

べ「サファイアは此処に来る前は何をしてたの?」

私が座る船縁の斜め下に座ってるベポに少しだけ視線を移す。

「………」

シ「それも秘密かよ」

私の横に座るシャチが拗ねていた。


……何をしてたか…?
私は一体今まで何をしていたのかしら?
人を殺す以外に何をしてた?
戦争以外に何をやっていた?

シ「じゃあ仕事は?
人間何かしら仕事はしてるもんだろ?」

「……仕事ですか?」

べ「あ、やっと反応してくれた」

ベポが嬉しそうに私を見上げてるのが見なくても分かる…

ロ「話す気が在るならゆっくりで良いから話せ」

私の真下に座るローの言葉の優しさが私に話す勇気を与えてくれた…


「私は元……軍人です」

ぺ「軍人?」

シ「サファイアが?」

ロ「…以外な職業だな…」

ベ「うん!!キャプテンが医者なのと同じぐらい以外だね!!」

「…………」

ロ「………」

ぺ&シ「「…ベポ…」」

変な空気が私達を包む。
ベポに悪気は無いのは分かる…
だから何も言えないのローの気持ちも分かる…

べ「でもそんな細過ぎて軍人って出来るの?」

「…私は一応やってました…
私はこれでも何度も激戦を生き抜いてたんですよ?」

べ「海王類もあっという間に倒してたもんね!!」

シ「全然そうは見えないけどな!!」

「人を見掛けで判断してはいけません」

ロ「お前が言うな」






……はい、すいませんでした。















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