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□闇よりの使者登場
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嘘でしょ?
マジですか?
何でアンタが此処に居るのよ?






闇よりの使者…







ゴキちゃんよ…?






夏島が近いとか言ってたっけ?
でも、何で船にいるのよ?取り敢えず2丁拳銃を構え、ゴキちゃんに銃口を向けた…
場所は食堂…
時間は昼食前…
食堂には私とゴキちゃんの一対一…






誰か助けて………!!






ゴ「カサカサ」







嫌、何故私に向かって歩く!?
恐怖のあまり私は銃を投げて戦う。
銃を撃つ発想は生まれてくれなかった…











キ「………何してんだ?」

ぺ「………さぁ?」

キャスケット&ペンギンコンビ登場。
私はフランスパンの二刀流でゴキちゃんに対抗していた…
あ、フランスパンは朝食の残りです。

キ「スイ?」

ぺ「ゴキブリが苦手なのか?」

「フルネームで呼ばないで〜ΩÅΩ」

私は涙目で訴える。
が、神は私を嫌いなのだろ…
ゴキちゃんが飛び回るではあ〜りませんか…

「ぃっ…やああああ!!!!!?」

私はフランスパンを投げつけて、食堂から一目散に逃げ出す。

キ「……行っちまった…」

ぺ「あいつにも弱点があったのか…」







マジありえない(`へ´)
何故アイツは飛ぶんだ?
私は無我夢中で走り、甲板に辿り着く。

べ「あれ?スイ。どうしたの?」

ロ「何やってんだ?」

ローとベポは寛いでいたのか、リラックスモードだ。

「ぅわ〜ん!!ロー!!」

私はおもいっきりローに抱き付いた。
ローは難なく受け止めてくれて、頭を撫でてくれる。

ロ「何があった?」

べ「スイ?」

「………ゴ」

ロ&べ「ゴ?」

「…ゴキ…」

…スイの言いたい事は大方予想出来た。
こいつにも怖い物があったんだな…
…まぁ俺に抱き付くとは可愛い奴だ。
俺の背中にしがみ付いては震えているスイの背中に左腕を回し、右手で頭を何度も撫でてやった。

べ「スイは虫が駄目なの?」

「……絶滅して欲しい…」

べ「生態系崩れちゃうよ?」

「………崩れていいもん……」

イヤ駄目だろ…
…たが、普段敬語のスイの語尾が「もん」になっていて俺は可笑しくなりそうだった…
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