世界を越えた恋をしましょう
□序章〜(前)
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「……娘今帰りました……」
オールして朝帰宅。
うっ…飲み過ぎた…
眠気が襲ってくる〜
現在の時刻5:07なり〜
キッチンにてミネラルウォーターを確保。
一気に流し込むと浄化された気分になった…
「……寝る……」
ミネラルウォーターとウコンを手に部屋へ戻り、ロングパーカーに七分丈のスパッツ……今で言うレギンスに着替えてはベッドに横に……倒れこんだ!!
あ、メイク落としシートでメイク落とさなきゃ!
メイクしたまま寝たらマジ大変だからね♪
メイク落としました。
ウコン飲みました。
……おやすみなさい♪
ん…?
何か騒がしい…
遂にデカイ独り言を言うようになったか……父よ。
ってかうるさい…
私はシーツを頭迄被っては音を遮断する…あんまり効果は無し。
あ、静かになった…
やっと深い眠りに就けるよ…
『バーンッ!!』
父「娘起きろ」
「」
父「起きてー」
……揺らすなよ…
「……な…に…?」
目を擦り父を軽く睨むが、知らない人と……真っ白な熊も居た…
父「諸君これが娘だ」
「「「「……」」」」
無言でこっちを見る4人に寝呆けながらも挨拶をしたよ…
「………ども……」
ではおやすみなさい。
私は再びシーツを頭迄被り、眠りに就き…たかったです…
父「ちょっとそれだけ!?」
だから揺らすな!!
「……寝たいから後にして……」
父「もう昼だよ?」
「まだ昼です」
「………おい」
……なんかえらく機嫌の悪い声が部屋に静かに響いた。
父「あーごめんごめん♪
娘、今日からこいつら此処に住むから」
「………あ、そ……」
いいから寝かせてよ…
父「反応薄〜い」
「……」
父「駄目だ…
娘が完全に起きたらにしよう」
やっと諦めてくれたのか、部屋に静寂が戻った…
再びおやすみなさ〜い