世界を越えた恋をしましょう
□ローと温泉旅行に行きましょう
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父「脱バージンおめでとう♪」
「父親が普通に祝福するの?」
父「娘は美味しかった?」
無視かい?
しかも感想を聞くな。
ロ「最高だった」
ローも普通に答えるなって…
父「それは良かった♪
では父から二人にプレゼントをあげよう♪」
封筒を高々と掲げる父は何時もの事だが楽しそうだ。
「なに?」
父「一泊二日温泉旅館宿泊券in草津〜♪」
「草津温泉?」
ロ「何だそれ?」
父「温泉がある宿泊施設で料理も美味い♪
しかも部屋は露天風呂付きだよ♪」
「……で?」
父「娘と二人で行く予定だったんだけど…ローに譲る♪」
親指をグッとする父…意味が不明だ…
「さいでっか」
父「二人でラブラブイチャイチャ温泉紀行の旅に行ってこい♪」
ロ「面白そうだ」
「行く気満々?」
ロ「まぁな…何だ嫌か?」
父「あ♪父と行きたいの?」
「ローが良い」
父「…父ちょっぴり悲しい…」
ロ「残念だったな」
私の頭を撫でながら父にニヤリと笑うロー。
……良い性格だこと…
「ってこれ移動は?」
封筒の中には宿泊券しか入ってなかった…
父「ん?電車なり車なり好きに行くがよい」
つまり自分で考えろと?
父「ちなみにそれ明日だから♪」
「あっ明日!?」
父「うん♪では楽しんできてね♪
お土産よろしく♪」
つー事で温泉旅行に行ってきます。
荷物準備OK。
特急電車の予約OK。
今は便利だから携帯一つで予約出来るから助かるよ。
後は寝坊しない事を祈るのみ…
自慢じゃないが私とローは朝が苦手だ…
滅多に使わない目覚まし時計と携帯のアラームを同時にセット。
これで寝坊したらそん時に考えよう〜
。