It falls in love about the painful criminal.

□The thing of you is taught.
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ハートの海賊団の仲間にされました。
デザート三昧は正直嬉しいですが、今まで1人でのんびり生きてきた私は、集団生活に不安があった。
しかも、女は私一人。
どうしたものかと思いながら、これまた久方ぶりのお風呂に入っていた。
船のお風呂を借りて、丹念に身体中を洗い、湯船に浸かると一気にリラックス状態になる。

「極楽♪極楽♪」

今日1日はこの船に世話になろう。
お腹が膨れ、お風呂に入ったら眠気が来るのは自然の事で、何度か欠伸が出ていた。

お風呂を出て、身体を拭き、キャスケットさんがTシャツとジャージを貸してくれたので、それらに袖を通す。
Tシャツは買ったばかりの新品でジャージのズボンは洗ってあるから綺麗だと言っていたキャスケットさん。
背丈が一番近いキャスケットさんの服だが、やっぱり男物の服は少しぶかぶかだった。


ちなみに下着はノーコメントです。


髪を拭きながら与えられた空き部屋へ向かう。
空き部屋は本当に空き部屋で、物が何一つ無い空っぽの部屋だった。
部屋には私の武器とペンギンさんが用意してくれた毛布しかなく、私は壁を背に座る。

「……少し寝よ……」

もうすぐ日が暮れる。
眩しい夕日を毛布を頭から被ることで遮断しては、体育座りの体勢で眠る。








べ「ルナ」

「ん?」

ベポ君に起こされ、窓に目をやると日は既に沈んでいた。

べ「キャプテンが呼んでる。
コックも軽い食事を作ってるから食堂に行こ」

「うん。あ、新聞ってある?」

べ「食堂にあるよ」

新聞に私の事が書いてあるはず…
私は自分の服のポケットから眼鏡ケースを取っては、ベポ君と一緒に食堂に向かった。












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