It falls in love about the painful criminal.

□Your lip is a way of the drug.
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あれから私とローさんは何も語らず船に戻る最中だった…
言葉は無くとも雰囲気は甘くむず痒かった…

べ「キャプテーン!!ルナ!!」

船が見えてきて、甲板からベポ君が大きく手を振っていて私も大きく手を振り返した。

「ベポ君〜」

ロ「酒場は決まったか?」

ぺ「お帰り、酒場は決まった。一軒丸々貸し切った」

「贅沢〜」

ぺ「ただ、気になる噂をキャスケットが聞いたらしい」

ロ「噂?」

キ「この街に七武海が居るって噂を街の奴らが言ってたのを耳にしたんだ」

「七武海」の言葉に少し力んでしまった…

ロ「心配すんな」

手から伝わってしまったのか、おもいっきり握ってくれるローさん。

ぺ「あくまでも噂だ。
しかもこれだけ大きな街で鉢合わせる確率も低いだろう」

「…だね」

ペンギンさんの言葉に笑顔で答えるが、僅かな不安が残る…

何も起きませんように…
ただそう願った…














けど、運命の歯車は突然動き出す…










『ドォォォン』










辺りが一瞬光に包まれ、爆発が起きる…


「!!!!!?」

ロ「クッ!!何だ!!?」

ローさんが私を覆い被り、爆風が治まるまで地面に伏せていた…

ぺ「大丈夫か!?」

キ「何だよ!?一体何が起きたんだ!?」

べ「キャプテン!!ルナ!!」

ロ「大丈夫か?」

「大丈夫…ありがとう、ローさん」

笑顔でローさんにお礼を言う。

ロ「当然だ」

頭を撫でながら自信満々の笑みを浮かべるローさん。

ロ「お前ら用心しろ」

ローさんの声が低くなると一気に緊張感に包まれ、私もすぐに銃を取り出せるよう構える…

辺りを見回しても何もなく、ふと私は崖の上に視線を移すと人が居るのを見つける。

「………あれは」









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