戦国無双夢

□最強家族
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大阪の城下町に最近評判高いお茶屋さんが人気を博す。


名物は肉球団子と肉球饅頭。
猫の肉球の形した可愛い団子と饅頭である。


そしてもう1つの名物は看板娘である。


「いらっしゃいませ」


客「今日も美人だね〜///」


「なら、沢山買ってね」


看板娘の笑顔に商品は連日完売。
お店の評判は城下町中に広まっていき、大阪城内でもその評判は伝わっていた。


そして今は、各地の大名が一斉に大阪に集い日々宴を催し中。
噂の肉球饅頭と団子を食したいとのお偉いさん達の要望(命令)が下された。


父「城に入るチャンス到来だな」


「ね」


大阪城には何度か足を運んだが、毎度門前払いを受けていた。
当然だけどね(苦笑)


父「あいつら居るのかな?」


あいつらとは勿論平成の時代で我が家に居候してたあの7人だ。


肉球団子と饅頭を献上品として差し出すが、豊臣秀吉はそれより看板娘である私に興味があるらしい。


「会って挨拶して終わる訳ないよね」


父「高確率で食われるな」


娘の貞操危機に父は笑ってるし…


父「安心しろ。俺に策がある」


不敵な笑みを浮かべる父。
天下人に何する気だ?
斬首とか流罪になるような事は嫌よ?
けど、自身の貞操は凄く大事だし…
















そんなこんなで本番当日。
団子は時間が経つと固くなるから饅頭のみ持参し、団子は城の台所を借りて父が一から作っていた。











「じゃ、やるわよ?」


兄「…あぁ…」


私と兄は別室である作業をしていた。























兄を女装させる作業を…


私の代わりに女装した兄を献上することになり、兄を日の本一の美女にするための作業が行われていた。













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