戦国無双夢
□*愛の再確認
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「ふ…ぁ…ん…」
床の上に寝かされキスの嵐を受け続けてどれくらい経ったのか…?
一瞬の様な…
永遠の様な…
時間感覚が分からない程の甘いキスを受けていた私の身体は徐々に熱を帯び始めていた…
「…っあ…」
帯を解かれ、肌が露になると首筋や鎖骨に唇を当てられ、胸を優しく触れてきた…
着物は衣服から褥に役目を変え、板張りの床の冷たさから私を守っていた…
「…綺麗だな…」
「…っ」
小窓の障子から注がれる太陽の光の中、私の身体を凝視する三成に耐え切れず目をギュッと瞑る…
「…そんなに見ないで…」
「無理な願いだな」
耳元で囁き、そのままかぷっと噛まれる。
「…っ…ゃ…」
顔を背けるが顎を捕らえられ視線がぶつかる。
「隠すな」
「…見ないで…」
両手で顔を隠すが、簡単に片手で頭上に拘束される…
抵抗しても力では叶わず、もう片方の手が下半身を撫でては既に濡れている秘所に触れる…
「…っ」
「身体は正直だな」
固く閉じた足の隙間から指を侵入して厭らしい音を何度も立てる。
「あ…んっ…」
身体の力が抜けると二本の指が中に入り、強い快楽が襲う。
「…そのまま一度果てろ…」
「…な…っ…ぁぁ…」
快感に溺れる顔を瞬きせずに観察してる三成の視線が更に私を昂ぶらせ、屈折する指が更に私を刺激し身体が震え始める…
「っ…ぁぁぁぁ…」
「………」
果てると全身の力が抜け息を整えるのに必死だったが、下半身に違和感を感じて視線を向けると両足が開かれていた。
「…なにを…っあああ…!!」
果てはばかりの秘所に三成自身が入りそのまま腰が律動する。
「…我慢出来ぬ…くっ!!」
「やぁ!!激し…!!だめ…ぇ…!!」
私の上半身を力一杯抱き締め、何度も腰を打ち続ける…
気持ち良過ぎる快楽に三成の背に腕を回して耐えていたが、
「またイッ…ちゃ…ああっ…!!」
「好きなだけ…っく…往け…っ!!」
抜き差しする動きが激しなり、厭らしい粘着性の水音が部屋を支配する。
「ひゃぁぁぁーーー!!」
「くっ!!」
あまりの快感に腰を浮かせたまま絶頂すると三成も同時に果て、そのまま軽く気を失いそうになるが…
「…んんっ…ふっ…」
激しいキスに意識を奪われる。
「気を失う事は許さぬ」
「…鬼…」
「冗談だ」
厭らしい音と共に中から出ていく三成の顔は穏やかだった。
「…邪魔はせぬから眠れ…」
「眠らない」
「何故だ?」
「眠る時間さえ勿体ないから」
子供みたいに力一杯抱き付く。
「ならば尚更眠れ。
今宵は寝かさぬ…
今の内に休むが良い」
頭を撫でる仕草と額にキスする唇も微笑む表情も優しかった。
「…夜は嫌だと言っても寝かさぬ…」
「…馬鹿…」
落ちる瞼に唇が当たる。
愛されてるなーって思いながら眠りに就くのだった。
短いけど完!!
ネタが浮かばない