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□500HIT ドロップ様
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部活帰りに、声をかけられた。

「おちび〜!!今度の日曜日久々に休みだからどっかいかない!?」

「…………エージ先輩。重いからどいて欲しいんスけど」

オイラ重くないにゃ〜!!と言いながら一応どいてくれた。
まぁ確かに、この先輩は身長の割には重くはないけど。

「で、どうなの?返事は」

「………別にいいっスよ」

「よしっ!決っまり〜!!じゃあ駅んとこに10時だかんねっ!!!」

俺が照れ隠しにぶっきらぼうに答えても気にしないで返してくれる。
見てないようで見ている、この先輩が俺は………好きだ。




俺とエージ先輩は付き合っている。
普段、学校や部活では会うけど、プライベートとして会えるときは少なかった。
だから会える時間が少しでもあれば会っていた。


それが今回、日曜日が丸々休みになったおかげで、1日やりたいことを出来る。
そうしたらやりたいことは一つしかない。

先輩といたい。

そう思ってたから誘われて断るわけがなかった。



悔しいけど、日曜日に、何をしようかと考えて、待ち望んでいる俺がいる。


先輩のあの笑顔が見たくて。


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