余命僅かな天使たち
□初めの天使の死
5ページ/12ページ
「さぁ、初めてましょうか?優しくしてね?」
それだけ言って俺の上に馬乗りになる。
「うっ…んっ!」
下半身にねっとりとした刺激が襲う。
「身体は痩せ細ってるのにここは元気ね…。」
「なに…が…んっ!」
先端を指先でつつき
太く大きくなったそれを何の躊躇もなく口に含んで舐めた。
―クチュ…チュパ…ズルッ…。
「やっ…やめ…うわぁ!」
舌や前歯を使って俺のそれをやられる。
初めての感覚でアイドルの女の口の中に放った。
アイドルの女は、先から出たのを飲んだ。
「ん…っ!濃いのいっぱいでたわね。」
「ん…そんなの飲むな…よ…。」
首を上げ、口元から垂れ流れているのを拭い取る顔を見た俺は、ドキッと胸が高鳴った。
なんか、俺、おかしくなってるのか?
アイドルの女は、俺に目隠しをして、また馬乗りになった。
「じゃあ、いくわよ…んっ…あっ…いった…あんたの…っ!」
「私が…今…なに…してるか…わかる?」
・
「うっ…あぁ…わかるよ…。変な感じだ…気が狂いそうだ…。」
「感度は…いいみたいね…あぁ!イキそう!」
「うっ…!あぁ!」
俺は、アイドルの女よりも遅れて果てた。
「うっ…ん…。」
えっ…?
えぇっ!
アイドルの女は、身体が繋がったまま、俺に、ディープキスをしてきた…!
「んっ…うっん…!」
苦しくなって、無理矢理突き放した。
「な…によ…ちょっと、度が過ぎたくらいで…。」
「調子に…乗るな!俺は、お前のなんでもねぇ…のに…。」
女は、顔を背け、黙って呼吸を整える。
「もういい。もう文句は言わねぇから…」