蒼い鳥 -Dear Friend-

□humanoid(唯世目線)
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『From 辺里唯世

Sud 昨日はごめんね。

こんばんは

もしかして、寝てた?

昨日は、ごめんね…。
あむちゃんとのことを電話やメールでじゃなくてちゃんと会って話したい…。

返事ください。

待っています。』

「できた。送信。」

家に帰った僕は、すぐに相馬君に電話をしたけど繋がらず、仕方なくメールを送信した。

だけど、“宛先不明”で、戻って来た。

『From 辺里唯世

Sud 相馬君のこと

夜遅くにごめんね

昨日のことで相馬君に謝ろうと思って電話したんだけど、つながらないんだ…

メールを送っても宛先不明で戻って来ちゃったし…

何かわかったら、連絡して』

どうしてなの?

相馬君なら、わかってくれると思ったからあむちゃんのこと話したのに…。

僕たちは、なんでもわかり合える仲だと思ってたのに…



相思相愛だったのに…。

「相馬君…僕を…捨てないで…。」

でも、わかってる…

僕は、彼を捨てたんだ…。

僕は、彼を捨ててあむちゃんと一緒にいること選んだ…。

もう、これ以上、彼のことを考えないようにしよう…。

忘れてしまうのではなく…彼との想い出を封印するんだ…。

―ピコピコ♪

あむちゃんからのリターンメールが届いた。

『From 日奈森あむ

Sud アタシも…

電話もメールも×

ややとなぎひこもダメみたい…(ついでにりまも…ヘマやらかして…。)

役立たずでごめん。

でも、唯世君ならすぐに仲直り出来るよ!
元気出して!』


唯世「あむちゃん…。ありがとう…ごめんね…。」

僕は、すぐにリターンメールを送信した。

夜も遅かったのでこれで最後にすることにした。

『From 辺里唯世

Sud ありがとう


おかげで少し元気になったよ。

明日、相馬君の家に行って話してみるよ。

ありがとう。

おやすみ。』
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