「まったく・・・・なんで俺まで・・・・・・」
そう言葉を発したのは、銀髪の少年。
「まあまあそう言わんといて、たまには息抜き息抜き。」
そう言葉を発し、少年をなだめるのは、これまた銀髪の、青年。
「お前はいつも息抜きしてんだろーがよ。」
なだめたつもりだったのだが、少年は悪態をつく。
「まあええやん。仕事をなんも気にせず、今日ぐらいハメはずしても。」
「・・・・・・・・・まあいいか。」
やっぱり俺はこの狐には敵わないようだ。
すぐさまコイツを連れて、引き返すべきだった。
はたまた義骸なんてもんを着てくるから悪かったのか。
現世の連中とはあまり関わるな、その事を、
俺達は忘れていたんだ。
目の前で、血が、腕が、いや、四肢が、
飛び交ったん だから。
Black&Black―光に照らされて―
「ここら辺やな、茶ぁ飲む所は。」
喉がかわいた、と言い、さっきから飲食店を探していたのだが。
「なあなあ、そこの サンクス って書いてあるのは何なんだ?」
どうやらコンビニを発見したらしい。
「あら、片仮名読めるん?日番谷はん」
そう言って、頭を撫でる。
「うるさい、バカにすんな、頭撫でんな。」
ぱしっ と、頭の上にあった手をどかす。
「照れない照れない。そこの サンクス 行ってみよか。」
足取り軽く、歩き出す。
「照れてなんかねえよ・・・・・・って、あ!オイ、市丸!!待てよ!!」
これから起こる悲劇など知らずに。
――――――――
はい、と言うわけで一話でした。
市丸さんと日番谷さんは現世に来てるんです。
そしてサンクス(笑)発見。
次回、グロさ増倍!!コンビニの恐怖!!(なんか違う)
お楽しみに。(書き逃げ)
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