黒ネコ注意報?:2

□納得
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「・・・そっか。僕―――――」
















――――――――捨てられたんだ。








それが、妙に納得出来た。



彩夏にとって、僕は何だったのかな・・・・・?



友達?



親友?








・・・・・ああ、思い出した。



僕は彼女にとって、ただの黒ネコでしかなかったのか。



飼い主とペット。



ずっと、言ってた。



僕は、彩夏にとって黒ネコだって。



黒ネコは、ペット。



彩夏は、飼い主。










―――――ご主人様。



飼い主に、恋人がいても何もおかしくない。



ただ1つ。








ペットである僕が人間じゃないならの話。



彩夏にとって僕がどんな位置でも、僕は1番愛してる。



別れたくない。



僕を、1人にしないで―――――



2008.09.23
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