黒ネコ注意報?:2
□試練
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しばらくして、酸素量が限界に達した頃。
突如眩しい光が球針態を破壊した。
]グローブ Ver.V.R.をはめたツナと共に、純度の高いオレンジの炎が現れる。
試練を、乗り越えられたんだ・・・・・。
1歩前に進んで、私達の知るこの世界のツナに近づいた。
「ここから先は好きにさせてもらうよ」
匣からトンファーを出して、いつもの戦闘スタイルへと戻った彼からは、
溢れんばかりの殺気が周囲を襲う。
これが、恭弥なんだ。
恐ろしいぐらいに肌で感じる。
ぴりぴりと、空気が音を立てた。
「来なよ」
戦闘開始が言い渡された。
そのグローブを、どれほど使いこなせるかな?
ノーマルよりも遥かに扱いにくい、炎の出力。
早く覚えないと、勝てないよ。
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