黒ネコ注意報？：２
□情報収集
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「な･･･、何これ･････」
声を失う彼女。
彼はそのページを見て納得した。
「配置変更。
ミルフィオーレの基地は、建物自体が匣兵器らしい」
「そんなことって可能なの？」
「可能だからそうなってんだろ。
文句あるなら設計者に言えよ」
「言ってもどうにもならないでしょ！」
くだらない言い合いを続けていた２人だったが、疲れてしまったのか、お互い口を開かなくなった。
彩夏は書類に目を通して唸っている。
彼方はパソコンに向かって、再びハッキングを始めた。
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